【会場 : 東6ホール セミナー会場 5】
バイオミメティクスを生態系サービスと捉えることにより、制約された環境の下で持続可能な“モノづくり”と“街づくり”の技術革新をもたらす切り札になり得る。持続可能な社会へのパラダイムシフトとイノベーションをもたらす社会エコシステムであるバイオミメティクスの新たな動きについて報告する。
生物は振動に感受性を持ち、振動を用いて捕食者の回避や同種間のコミュニケーションをおこなう。この振動により生物の行動が制御可能であることから、振動発生装置を用いて害虫の行動を阻害し、植物への被害を防ぐ技術を開発した。本技術は、化学農薬に依存しない環境低負荷型となる上、様々な害虫種への適用が期待される。
千歳科学技術大学
応用化学生物学科 教授
下村 政嗣 氏
(国研)森林研究・整備機構
森林総合研究所 森林昆虫研究領域 主任研究員
高梨 琢磨 氏
セミナーカテゴリ | バイオミメティクスセミナー |
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講演日 | 4月20日(水) |
講演時間 | 10:30~11:30 |