インバウンドの急増からコロナ禍という荒波を乗り切るため、京都市観光協会ではいち早く市場の可視化事業に取り組んできました。市内宿泊施設の協力のもと開発してきた統計や、ビッグデータを活用した混雑度予測、インターネット上の京都への関心を定量化した行こう指数の開発について紹介し、これらの事業を通した課題解決や今後の展望についてお話しします。
[講師プロフィール]
京都市出身。京都大学大学院農学研究科修了後、株式会社三菱総合研究所に入社。リサーチャーとして、官公庁事業の公共政策評価や、航空業界における経済効果分析、東京都を始めとした観光マーケティング業務に従事。2016年、京都市におけるDMO立ち上げを機に、マーケティング責任者として京都市観光協会へ転職。経営戦略の策定、法人サイトの刷新などのコーポレートブランディング、統計データ分析、混雑可視化事業などを手がける。