[基調講演] 認知症予防・ケア
「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立して
中西 亜紀 氏
厚生労働省 老健局
認知症施策・地域介護推進課 課長補佐
2023年6月、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望をもって暮らすことができるよう認知症施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とした「共生社会の実現を推進する認知症基本法」が成立した。今後法律の施行と認知症施策推進基本計画の策定とともに自治体の計画策定が努力義務となる。認知症施策の方向性をご紹介したい。
[基調講演] 次世代介護テクノロジー
介護現場における介護ロボット・ICT等を活用した生産性向上の取組について
佐々木 憲太 氏
厚生労働省 老健局 高齢者支援課
介護業務効率化・生産性向上推進室
介護ロボット政策調整官
介護人材の確保が喫緊の課題とされる中で、サービスの質の確保を図りながら、介護現場の負担軽減や職場環境改善を行う事が重要とされています。本講演ではテクノロジーの活用などにより、介護現場の生産性向上に係る政策について紹介します。
ヘルスケアビジネスの鍵は連携 !? 不足を補う連携の形
萩野 稔 氏
関東経済産業局 地域経済部 次世代産業課長
川﨑 陽一 氏
株式会社プレイケア 代表取締役社長
ニーズに即した製品を創出し、改良を重ねる中で難しさを感じる点はありませんか? 狭い範囲で閉じてしまうと解決が難しいことも、様々な強みを持つ機関と連携することでクリアできるかもしれません。官民連携・民民連携を通じて、地域課題の解決を促進する「ヘルスケアコネクト」の取り組み方や魅力について解説します。
自治体、企業の両方に効く「共創型官民連携」のススメ
― 事例に学ぶ連携のポイント ―
かすみがうら市(茨城県)、磐田市(静岡県)、株式会社官民連携事業研究所
地域課題の複雑化、マンパワーや財源の不足等、自治体単独での課題解決が困難になりつつある一方、技術の進展によりビジネスとして解決できる領域が拡大傾向にあります。ヘルスケア分野の地域課題に官民連携で取り組む事例を基に、自治体担当者、共創型の官民連携を促進するコーディネータが連携のポイントを掘り下げます。
主催:経済産業省 関東経済産業局
【一般社団法人日本保険薬局協会 共催セミナー】
在宅医療における薬剤師業務の多様性と多職種連携 ~在宅医療への多角的な介入~
緒方 孝行 氏
たんぽぽ薬局株式会社 業務サポート部 登録・支援課
現在の在宅医療における薬剤師業務は、薬学的管理や配薬、医師への処方提案や多職種との連携、ターミナルケアなど、多様性に富んでいる。また第8次医療計画でも、薬剤師に対する期待と求められる機能について整理がされている。こうした多様性や多職種連携、薬剤師への期待の中での、多角的な在宅医療への関わりについて、事例を用いてご紹介する機会としたい。
これからの在宅高齢者の栄養管理
中村 育子 氏
名寄市立大学 保健福祉学部栄養学科 准教授
都市部と地方では、生活環境の違いが大きい。これからの高齢者に必要なことは、高齢者自身が環境に応じて、必要な食品や量を選択ができることであると考える。それには管理栄養士による栄養教育が重要である。本講演ではこれからの在宅高齢者の栄養管理について述べたい。
【試食セミナー】
~安全でおいしく給食業務低減をめざす食事の提供へ~
嚥下障害者の栄養ケアと給食管理
上島 順子 氏
NTT東日本関東病院 栄養部
摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士
嚥下障害者は栄養評価のもと、適切に物性が調整された嚥下調整食の提供が必要です。管理栄養士は嚥下機能評価に立ち合い、適切な物性の食事を提供できているでしょうか?人手不足により嚥下調整食の提供に当たる給食経営管理に問題はないでしょうか?本講演では栄養ケアと給食管理を両立するポイントをお話しいたします。
主催:旭松食品株式会社
UDFを使ったペースト食の新調理法ご提案
~加水ゼロ式調理法と手元調整の活用~
伊藤 清世 氏
医療法人社団静実会
ないとうクリニック複合サービスセンター
管理栄養士 / 在宅訪問管理栄養士 / 認知症ケア専門士
従来、ペースト食の調理には加水が必要なため、増量や食味の低下、これによる食事の長時間化や食べ疲れ、さらには未完食により栄養不足を招くなど課題が多かった。 そこで今回は、これら課題解決のための提案としてUDFを活用しながら、おいしさはもちろんエネルギーや栄養価をアップさせる新しいペースト食調理法を紹介する。
主催:日本介護食品協議会
※招待状では「試食セミナー」と記載しておりましたが、本セミナーでの試食提供はありません。
介護報酬改定
2024年度介護報酬改定と介護サービス実践・経営の課題
高野 龍昭 氏
東洋大学 福祉社会デザイン学部 教授
2024年度の介護報酬改定・運営基準等改正は、政府の審議会で1月中旬に詳細が確定する。この講演ではその概要と重要な点について解説し、今後の介護サービスの実践で求められることと経営・運営において課題となることを考察する。
リハビリテーション栄養のアップデート
若林 秀隆 氏
東京女子医科大学病院
リハビリテーション科 教授・基幹分野長
リハビリテーション(リハ)を要する患者には低栄養や肥満、サルコペニアを認めることが多いため、最適な栄養管理が生活機能やQOLのさらなる改善に重要である。リハ栄養には、身体面だけでなく心理面や社会面も含まれる。心理面では、うつのリハ栄養とともにポジティブ心理学と連携したポジティブリハ栄養も重要である。
低栄養予防のための補食活用術
水野 優子 氏
認定栄養ケア・ステーション
オレンジよこはま 代表
加齢に伴う活動量の低下や活動範囲、コミュニケーションの減少による食思不振などから、必要栄養量を食事から摂れないことが多い。また口腔内の問題、筋力低下、嚥下困難、腸の蠕動運動の低下などもある。そこで補食を使って無理なく低栄養を予防する活用術を紹介する。
東北大学病院と企業との共創:
課題解決を通じたウェルビーング実現、病院の新たな価値
中川 敦寛 氏
東北大学病院 産学連携室 教授
東北大学 総長特別補佐(社会共創担当)
東北大学病院は患者さん、ご家族はもちろんのこと、全ての関係者にとり居心地の良い場所にするために、産業界とのアライアンス構築、OBL活用によるテクノロジー導入を進めてきた。富士通、NEC、西川、フィリップスをはじめとした事例の紹介、デザインチームをはじめ、病院が持ち合わせる新しい役割について概説する。
イスラエル ヘルステックセミナー
(準備計画中)
ウェルビーイング視点で考える「食と健康」ビジネスのこれから
藤田 康人 氏
株式会社インテグレート 代表取締役CEO
健康食品市場において、もはやただ個別の不調に対するヘルスクレームを訴求するだけでは、なかなか生活者は動いてくれません。ウェルビーイング視点で食や健康について捉えなおすことで、新しいビジネスの可能性が見えてきます。アメリカ展示会などの最新情報も交え、これからのヘルスケアビジネスについてお話します。
X-Health®
地域の健康課題解決、価値創出に向けた異業種参画型ヘルスケア
川嶋 孝宣 氏
Ridgelinez株式会社
Consumer Products, Distribution & Retail Services Practice Director
「人」を起点に“X-Health”、すなわち「あらゆる分野」の知見・技術を結集し、ヘルスケア領域の課題解決、価値創出を実現に向けて活動しているコンサルファームの立場から、異業種からのヘルスケア領域参入事例やCESの最新テックトレンドをお伝えし、新たな共創につながる場になればと楽しみにしています。
健康無関心層を動かす「ウェルビーイング経営」の始め方
平井 孝幸 氏
株式会社イブキ 代表取締役
ゲスト:
三宅 邦明 氏
株式会社ディー・エヌ・エー
CHO(Chief Health Officer)
井出 和孝 氏
SCSK株式会社 人事・総務本部
D&I・Well-Being推進部 部長
ライオン株式会社(講演者調整中)
「健康経営」では強制や禁止するような健康ファースト施策も許されましたが、「ウェルビーイング経営」においては、従業員ファースト(従業員目線)を最重要視し、エンゲージメントやワークパフォーマンス向上による、企業価値向上・経営力強化を行います。従業員が喜ぶ施策の具体例や、ウェルビーイング経営に取組む企業の方々とともに、健康無関心層を動かす方法をご紹介します。
健康経営から始める人的資本経営/ウェルビーイング経営
熊倉 利和 氏 IKIGAI WORKS株式会社 代表取締役社長 ⼩松原 祐介 ⽒ 健康保険組合連合会 組合サポート部 部⻑ 奥野 洋⼦ ⽒ 富⼠通株式会社(出向) 都築電気株式会社 総務⼈事統括部 ⼈事戦略室
2022年5⽉、経産省より2年ぶりに改訂された⼈材版伊藤レポートを契機に⼈的資本経営が脚光を浴びています。冒頭で健康経営と⼈的資本経営の位置付けについて解説。⼤⼿電機メーカーの健康経営を最前線で推進してきた奥野⽒を中⼼に、なぜ⼈材をコストと捉えるのではなく、資本と捉える健康経営がこれからの企業戦略のなかで重要なのか、健康経営優良法⼈認定の制度設計に関わった健保連:⼩松原⽒を加えたパネルディスカッションです。
【出展社セミナー】 認知症予防・ケア
認知症予防の重要性と当院での取り組み
木ノ本 景子 氏
ヘテロクリニック 院長
65 歳以上の 5.4 人に 1 人が認知症とされる時代が目前に迫り、その対策が急務となってきています。アルツハイマー病の原因物質の 1 つであるアミロイドβは発症 15 年以上前から蓄積が始まり、早期に認知症予防に取り組むことが重要です。当院での取り組みを交えつつ認知症予防についてお伝えします。
主催:一般社団法人日本セルフケア研究会
【出展社セミナー】
健康経営における課題 ~プレゼンティーズムによる損失~
雀部 亜莉子 氏
株式会社ZEN PLACE Well-being HQ事業部
身体の不調を抱え、無理をして仕事を行っている従業員のかたがおります。そこには見えない損失が発生。プレゼンティーズムの3大要素、「腰痛」「肩・首」「こころ」を正しくケアすることで健康経営に導きます。
超高齢少子社会の課題を“脳科学”で解決する
川島 隆太 氏
株式会社NeU 取締役CTO
日本では超高齢少子社会を迎え、社会保障費の増大や働き手の減少等大きな社会課題を抱えています。NeUは脳科学を応用してこれらの社会課題の解決を目指しています。本講演では脳科学を応用した高齢者の健康寿命延伸や就労促進、働く世代のストレス対策や脳力開発を支援するソリューションについてご紹介します。
お魚調理は面倒と感じていませんか?
~管理栄養士も太鼓判!臭み硬さパサつき解決法~
山本 友佳里 氏
株式会社オカフーズ マーケティング室 管理栄養士
和田 定江 氏
株式会社オカフーズ 開発室
“目からうろこ” - 現場経験豊富な管理栄養士が魚の「冷凍調理」に衝撃を受け登壇を決意!! このみち20年、プレゼン実績1000件の商品開発者とともにお届けします。
魚の下処理、衛生管理…魚調理は面倒と感じていませんか? 冷凍から調理することで、ベテランでなくても誰でも簡単に美味しい魚料理が作れます。
柑橘由来の新素材! ナリンビッド®で高タンパク、減塩でもおいしく味質改善
株式会社林原
メディケアフーズを始めタンパク質を強化した飲食品は、もったりした口当たりや特有の風味があり、摂取しづらいことが課題となっています。また、健康に配慮し減塩されたものが多く、おいしさの担保も必要です。本セミナーでは、味質改善素材ナリンビッド®のこれらの課題に対する効果をご紹介します。
菊芋が介護の生産性向上と被介護者・満足度向上を実現する2つの理由
山口 隆 氏
株式会社阿蘇自然の恵み総本舗 代表取締役
高齢者の死因はがん、心疾患、肺炎、脳血管疾患、それらの原因の60%は糖尿病、又便秘などの腸内環境悪化と言われている。健康野菜「菊芋」は、①食後血糖値の上昇抑制、②腸内環境改善の機能性があり、食品、お茶、お菓子、サプリメントなど好みに応じて手軽に摂取可能。実際の介護施設での活用事例等を紹介します。
[基調講演]
今後の薬局・薬剤師の在り方について
東 寛 氏
厚生労働省 医薬局総務課 主査
少子高齢化の進展に伴い、医療需要が増大する一方、医療の担い手確保は重要な課題となっている。これからの薬局・薬剤師には、普及してきたICT技術等を活用しつつ、関係職種と連携しながら専門性を発揮することが求められており、今後の薬局・薬剤師の在り方や厚生労働省の事業・取組を紹介する。
次世代介護テクノロジー
介護施設オペレーションDX
~介護現場のICT・テクノロジーの導入~
宮本 隆史 氏
社会福祉法人善光会
理事 最高執行責任者 統括施設局長
社会保障費の増大化や介護人材不足が顕在化する中、社会福祉法人善光会では、2009年ごろから介護ロボット機器などの最新のテクノロジーを導入し、業界にいち早く効率的かつサービス品質の高いオペレーションを確立した。自施設での事例をはじめ、介護施設のDX化や、介護現場でのAI・IOT 等の活用によって期待できる利点について解説する。
【一般社団法人日本保険薬局協会 共催セミナー】 認知症予防・ケア
事例に基づいて薬剤師と一緒に認知症サポートについて考えよう
土居 由有子 氏
株式会社アインホールディングス
業務サポート本部 指導監
認知症は以前に比べ多くの人に知られる疾患となってきたが認知症の人にどのように対応をしたらよいか戸惑いの意見も耳にする。本講演では、認知症の人への医療者、介護者、家族に対する服薬管理を中心に認知症の人が心地良い生活を続けていけるかを事例に基づいて説明し地域と連携したサポート体制を紹介する。
多職種協働によるケアマネジメントの展開
齊木 大 氏
株式会社日本総合研究所 創発戦略センター
部長(新事業開発担当)/エグゼクティブマネジャー
ご利用者の生活を支えるうえで、各専門職やサービス事業者との協働によるケアマネジメントの展開が欠かせません。新カリキュラムにも盛り込まれた「適切なケアマネジメント手法」など新しい考え方を踏まえ、具体的な協働の姿とその工夫について、次期介護報酬改定を目前に控える今のうちに基本から確認しましょう。
介護テクノロジーを活用した介護現場の現状と展望
足立 圭司 氏
株式会社NTT データ経営研究所
先端技術戦略ユニット アソシエイトパートナー
嶋村 勝美 氏
埼玉県 福祉部高齢者福祉課 主幹
酒本 隆敬 氏
社会福祉法人杏樹会 特別養護老人ホーム杏樹苑爽風館 施設長
介護テクノロジーを活用した介護現場の現状と展望について、介護テクノロジーの普及に取り組む有識者が解説いたします。また、介護テクノロジー・ICTを活用したモデル事業の取り組みを行う、埼玉県とモデル施設も登壇し、導入のメリットと効果、導入時のノウハウなどについてご紹介いたします。
住み慣れた家で最期まで食べ続けるために
菊谷 武 氏
日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニック
教授・院長
「食べることは生きること」という言葉をよく耳にします。なぜならば、食べないことは死を意味することだからです。ただし、この「生きる」という言葉がその人の人生であったりや、生活であったりするなどの意味を含んでいる言葉であることは、言うまでもありません。「食べること」にこだわる地域での支援についてお話しします。
医福食農連携により高齢者の低栄養予防に資する健康支援型配食サービス
冨田 実 氏
一般社団法人在宅栄養ケア推進基金
業務執行理事
自治体事業「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」に並行する健康支援型配食サービスを医療・福祉サイドと食料・農業サイドが戦略的に連携し、「食」と「農」を基盤とした健康長寿社会の構築を図る「医福食農連携により高齢者の低栄養予防に資する健康支援型配食サービス」を紹介します。
医師の偏在や医療介護スタッフの高齢化等に加え、少子高齢化による人口減少により疲弊する地域医療の維持存続を図るため、生涯活躍のまちづくりに取り組む地域医療連携推進法人(清水令和会)と包括連携協定を締結した株式会社シニアライフクリエイトが共同で、地元農水畜産物の機能性に着目した配食/給食食材の開発と購買を行う地産外商プロジェクトにより、第一次産業(農業・漁業・畜産業)を活性化し、高齢者の低栄養予防により農水畜産業者の健康寿命延伸を図る「医福食農連携により高齢者の低栄養予防に資する健康支援型配食サービス」で、若年層の地元定着と高齢者の就業(生涯現役)を促進し、薬用作物の産地形成や社会福祉法人による農業生産を推進する取組みを紹介します。 本取組みは、各地のJAグループ(厚生連・経済連)と共同で、摂食嚥下困難者向けのミキサー食の開発・販路創出プロジェクトが創出され、経済循環の中で高齢者の低栄養予防に資する事業へ展開するほか、自治体との公民連携で高齢者の介護予防・重症化防止に資する取組みが準備中です。本講演を参考に各地で医福食農連携事業が拡散されることを祈念します。
第11回 嚥下食メニューコンテスト決勝審査会
[第1部]調理実演
メディケアフーズ展の特設会場で決勝審査会を公開実施、今年度の最優秀グランプリを決定します。
第1部でファイナリストによる調理実演、第2部で記念講演、表彰式を行います。
[審査員]
金谷 節子 氏(金谷栄養研究所 所長)
芝本 勇 氏(聖隷クリストファー大学 言語聴覚学科 教授)
片岡 護 氏(リストランテアルポルト オーナーシェフ)
主催:一般社団法人日本医療福祉セントラルキッチン協会、嚥下食ドットコム
後援:月刊「臨床栄養」 協力:メディケアフーズ展
[第2部]記念講演・表彰式
[記念講演]
食べるよろこびを いつまでも ~しあわせごはん® そのひと口が宝物~
牟田園 満佐子
有限会社月翔 嚥下食工房七日屋 所長
ひとは、食べることでいのちを守り、つないできた。笑い、歌い、恋をすること、そのそばにはいつも食があった。そう、食べるよろこびは、生きるよろこびそのものなんだ。私たちは願う。ひとが生きている限り、そのよろこびを謳歌できることを。年齢や体力に制約されることなく、食に贅沢できる嬉しさと、新しい美味しさと出会えることを。そんな、いのちがよろこぶごはん「しあわせごはん®」をお届けします。
表彰式
記念講演後、16時30分(予定)より、第11回嚥下食メニューコンテスト表彰式を行います。
2024年度介護・医療ダブル改定と今後の展望(仮題)
三原 岳 氏
ニッセイ基礎研究所 上席研究員
2024年度は介護報酬、診療報酬が6年ぶりに同時改定され、入退院支援など医療と介護が重なる領域が見直しの焦点になっている。さらに、介護報酬では創設以来、初めてインフレ下での改定になり、現場の経営に及ぼす影響は大きい。講演では、ダブル改定の論点を総括するとともに、今後の制度改正の流れを展望する。
認知症予防・ケア
ベネッセの認知症ケアメソッド®「あなたと生きる世界をつくることば」
福田 亮子 氏
株式会社ベネッセスタイルケア
ベネッセ シニア・介護研究所 主任研究員
ベネッセスタイルケアでは、「その方らしさに、深く寄りそう。」の理念のもと、認知症があってもその方らしくご生活いただくためのサポートをしています。今回は、長年積み重ねてきた認知症ケアの好事例をもとに開発した「認知症ケアメソッド®」について、その考え方や活用事例なども含めてお話しします。
ヘルスケア習慣への一歩!人によるサポートで三日坊主を防止
石津 敦弘 氏
株式会社WizWe 執行役員
SaaSプラットフォームカンパニー
オープンイノベーション担当
株式会社WizWeはフィットネスやヘルスケア領域における、三日坊主防止・習慣化のサポートを提供しております。セミナーでは、弊社が提供する習慣化のメソッドをはじめ、これまでに導入いただいた企業様の事例も含め紹介いたします。習慣化に課題をお持ちの事業者様は是非ご参加ください。
診療報酬改定
2024年度診療報酬改定を踏まえた中小病院における戦略について
山田 智輝 氏
株式会社メディヴァ
コンサルティング事業部 マネージャー
2024年度の診療報酬改定では、介護報酬との同時改定、第8次医療計画・医師の働き方改革のスタートなど医療機関にとっては非常に大きなタイミングとなります。診療報酬改定のポイントを踏まえたうえで、主に今後の中小病院のとるべき戦略についてお話致します。
10年後の地域医療・コミュニティケアのカタチ
佐々木 淳 氏
医療法人社団悠翔会
理事長・診療部長
急速な高齢化に伴い、医療ニーズは急速に変化している。介護業界は深刻な人材不足に直面している。医療や介護を支える社会保障財源は逼迫し、国民の費用負担に対する意識も急激に高まってきている。厳しい将来見通しの中、社会のニーズに応えつつ、医療介護事業の持続可能性を確保できるか、さまざまな側面から検討する。
認知症とともにあゆむ共生社会 ―認知症の人の希望、家族の思い
合江 みゆき 氏
公益社団法人 認知症の人と家族の会
千葉県支部千葉県支部 代表
千葉県オレンジ大使
公益社団法人認知症の人と家族の会は1980年に結成した当事者を中心にした団体です。全国に支部があり“つどい”、会報発行、電話相談、社会運動などを行っています。認知症への偏見や誤解があります。認知症の人や家族からの発信で正しく認知症を理解し、認知症になっても安心して暮らせる社会をみんなで創っていきましょう。
業務用冷凍麺「やわらかソース焼そば」について(仮題)
東洋水産株式会社
ご聴講いただいた方には、マルちゃん製品のサンプル配布予定
給食利用が盛んな糖質調味料トレハ®は、
レトルトによる肉の硬化やレトルト臭も抑制!
近年、即食可能な高齢者用レトルト食のニーズが増えていますが、レトルト処理による肉の硬化やレトルト臭の発生など課題があります。トレハはタンパク質保護、マスキング効果などにより、給食などでの利用の他レトルト食品への活用もお勧めです。レトルト食品活用時の新データと共にトレハの幅広い機能についてご紹介します。
「健康支援型配食サービス」出展プレゼンテーション
株式会社シニアライフクリエイト、株式会社ジョイント、株式会社武蔵野フーズ、旭松食品株式会社(予定)
在宅高齢者の低栄養予防として、「健康支援型配食サービス」の活用が推進されています。本セミナーでは、個人宅への配食サービスを行っている出展社によるプレゼンテーション(各社10分)を実施いたします。一度にまとめて配食サービスの情報収集が可能です。※本企画協力団体の(一社)在宅栄養ケア推進基金の賛助会員による低栄養予防食品プレゼンも含みます。
総理はじめ年間1,000人超が視察に訪れる特養
介護職不足にケアテック導入で挑戦する善光会
佐藤 拡史 氏
特別養護老人ホーム フロース東糀谷 介護DX部長
8拠点、19事業所を運営する社会福祉法人善光会はケアテック(介護ロボット・ICT)を積極導入して業務改善し、少ない人数で質の高い介護を行う工夫を行っております。当日は特養の現場をオンラインでご覧になっていただきながら、ケアテック導入フロー、業務改善のやり方など詳しく紹介します。
アスリートに学ぶ! 人や自分自身の心を動かすパーパスの作り方ワークショップ
伴 元裕 氏
株式会社OWN PEAK 代表取締役
昨今、人的資本経営やパーパス(存在意義)の追求の重要性が謳われるようになりました。組織は人材を、利益や価値を生む資本のような存在と捉え直し、能力を最大限に引き出す環境づくりが求められています。また、個人にとっても、存在意義の追求を通して自身が働く価値を感じられることは、ウェルビーイングをもたらします。したがって、社会における存在意義の追求は、個人、組織、社会の三方よしであるのです。他方で、納得のいく存在意義を設定することは容易ではありません。そこで、本講座では、アスリートの思考方法を例に、パーパスの作り方ワークショップを行います。誰にでも簡単にできるゲーム形式ですので、お気軽にご参加ください。
健康経営からウェルビーイング経営へ 人を起点とした持続可能な取り組みとは?
一原 克裕 氏
株式会社ALIGNE 代表取締役
周藤 滉平 氏
東京海上ディーアール株式会社
ヘルスケア・人的資本マネジメント事業部 主任研究員
前半は講義形式で「健康経営」「人材・組織マネジメント」から考えるウェルビーイングマネージメントの考え方を共有し、皆様が現在行っている様々な取り組みを整理し、今後継続的な取り組みを行う上で頭に入れておきたい視点を持って頂きます。各企業それぞれ取り組み状況は異なる中で、既に健康経営に取り組まれている企業様には、その取り組みをどうウェルビーイングに繋げるのか。また、これから健康経営を始めようという皆様にはウェルビーイングを実現するためにどのように健康からアプローチしていけるのかをお伝えします。後半はワークショップ形式でウェルビーイング経営に繋がる健康経営の取り組みに関して、参加者の皆様で考えていきたいと思います。
今こそ感覚器(きこえとにおい)の
早期発見と早期介入を地元の自治体に広げよう!
神﨑 晶 氏
国立東京医療センター感覚器センター
聴覚障害研究室 室長
難聴を放置することは認知症の最大のリスクであることが報告されている。同時に嗅覚低下は認知症の初期症状であることが報告されている。聴覚(きこえ)・嗅覚(におい)の感覚器健診で早期発見を行い、早期介入としての感覚器トレーニングは、簡便かつ副作用も極めて少ない方法であり、認知機能低下や認知症の予防になると期待される。感覚器障害に対する政策が、高齢化社会において医療経済面からも推奨される方法であることを強く訴えていく所存である。
薬局薬剤師に求められる患者支援とは何か
~患者目線に立って気づくこと~
野村 洋介 氏
一般社団法人日本保険薬局協会 特任部長
この数年間、調剤薬局の薬剤師は、対物業務だけでなく対人業務にも注力してきた。しかし、今後はますます対物業務がロボットやAIに代替されていく中で、薬局薬剤師は患者支援を充実させる必要がある。本講演では、癌を患った経験を持つ演者自身が、患者の視点から調剤薬局に求める「患者支援のあり方」についてお話する。
2024年診療報酬改定の概要と経営ポイント
中林 梓 氏
株式会社ASK梓診療報酬研究所 所長
認定登録 医業経営コンサルタント
2024年は診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬のトリプル改定です。地域包括ケアシステムや医療構想の構築、働き方改革に伴うタスクシェア・シフトや ICT導入、更には医療の質向上や感染対策などはどこまで取り込まれるのか。中医協等の審議を踏まえた、診療報酬改定の概要について、お話ししたく思います。
自立支援介護DX実現に向けた
介護テクノロジー導入課題と事業所が行うべき判断とは?
結城 崇 氏
株式会社自立支援介護DX 代表取締役 CEO
令和6年度介護報酬改定に向けた基本的な視点を紐解く。(1)高齢者の自立支援・重度化防止という制度の趣旨に沿った、多職種連携やデータの活用(2)介護人材不足の中で、更なる介護サービスの質の向上を図るため、生産性向上による職場環境の改善。これらについて、介護テクノロジー導入課題と事業所が行うべき判断とは?
24年介護報酬改定と福祉用具・介護機器施策の最新動向
定 幸広 氏
株式会社シルバー産業新聞社 営業・編集部 課長
間もなく施行を迎える2024年介護報酬、および周辺施策の最新情報をお届けします。LIFEを一層活用した自立支援・重度化防止、アウトカム評価/新たな複合型サービス/介護職員処遇改善/報酬体系の簡素化など、主要改定テーマのツボを押さえると共に、次年度以降の介護経営の展望についてお話しします。
我が国の医療DXの現状と台湾における最新情報
杉原 博司 氏
公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会
理事 / 教育研修委員会 委員長
現在、わが国において医療DXに係る取り組みが進められている現状と、先駆的に医療DXに取り組む台湾における医療 DXイノベーションの事例を踏まえ、我が国における支援のあり方を、医業経営コンサルタントとして考察してみたいと思います。
高齢者糖尿病の食事療法
~糖尿病とサルコペニアの関連~
原 純也 氏
武蔵野赤十字病院 栄養課 課長
公益社団法人日本栄養士会 常任理事
超高齢社会を迎え糖尿病患者の高齢化も進み、今までの食事療法の考えだけでは患者QOL向上が望めない場合がある。本セッションは糖尿病とサルコペニアとの関連を中心にサルコペニアを合併した場合の糖尿病食事療法をどう考えるべきか私見を交えてお話ししたい。
豊かに生きるための介護食、嚥下食とは?
金谷 節子 氏
金谷栄養研究所 所長
現在の日本では、在宅療養される方の多くが低栄養状態にあると現場の方からの報告がありました。本講演では、食の視点から最後まで豊かに生きるための介護食、嚥下食を提案します。提案するメニューの試食を交えての講演となります。
主催:金谷Labo
がん患者と家族の悩みのためにできること
~食べる喜びを支え続けることの意味~
川口 美喜子 氏
大妻女子大学 家政学部 教授
がんは発症部位によって異なるが栄養失調または栄養失調のリスクがある。経口摂取が可能ながん患者にはONSの提供も含め経口摂取を増やす栄養療法が推奨される。がん患者の食事の意義は、疾病の予防・治療に必要な栄養を満たす栄養学的側面と食べる人のQOLや社会性を高め、食べる喜びを支え続ける精神・社会的側面の二つが大切である。
腎臓病の病態と治療に合わせた栄養管理
~もう食品や栄養素だけにとらわれない~
土井 悦子 氏
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院
栄養部 部長
慢性腎臓病(CKD)に関する栄養療法については、近年新たな知見が多数報告されている。また、新規医薬品、腎臓リハビリテーション、多職種チームによる介入等、CKD重症化予防や患者のQOLをより高める治療も重要視されている。私たちは患者個々の治療や生活背景に応じた栄養管理を提案、実践する役目を担う。
管理栄養士の地域連携への期待
西村 一弘 氏
駒澤学園・駒沢女子大学
人間健康学部健康栄養学科 教授
少子高齢化社会を迎えた我が国は「地域包括ケアシステム」の構築に取り組んできた。地域住民と専門職が連携をして、住み慣れた街で最期の時を健やかに迎えられるための日本の政策であり、栄養や食事は重要な位置にある。地域でも栄養士には、多職種連携に加え同職種連携が求められているので、地域連携への期待を解説する。
新調理システムで赤字脱却はできるのか?
~セントラルキッチンの可能性とは~
柴原 健人 氏
社会医療法人駿甲会
MEDICAL FOOD CENTER Swift Turtle Co. COO
病院給食が抱える問題は、安全性の確保、人件費や委託費の高騰、食材費の増加等が挙げられ、赤字が拡大の一途を辿っています。本講演では、病院給食の課題と向き合い、赤字脱却をした給食部門の取り組みと、セントラルキッチンの可能性について考察します。
ヘルスケア産業政策の現状と今後の方向性
橋本 泰輔 氏
経済産業省 ヘルスケア産業課 課長
ヘルスケア政策の目指す姿や経済産業省の役割、産業創出・振興に向けたアプローチの考え方について講演します。具体的なテーマとしては、健康経営、PHR、地域やベンチャー発のヘルスケア産業の創出、国際展開支援などについてご紹介します。
ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト 2024
プレゼンテーション
セミファイナリスト又はファイナリスト(予定:5社)
経営者とわかりやすく共有したい!
ウェルビーイング・健康経営計画&運用のヒント
一般社団法人社会的健康戦略研究所
理事 佐藤 光弘 氏(株式会社富士通ゼネラル)
理事 渡辺 武友 氏(株式会社スポルツ)
研究員 大草 祥一 氏(東芝健康保険組合)
研究員 宮崎 公成 氏(YKK AP株式会社)
研究員 川上 昌毅 氏(株式会社日立システムズ)
研究員 田中 博典 氏(NECソリューションイノベータ株式会社)
※他、研究員多数参加予定
健康経営の計画作りから運用に関する情報を、経営者と関係者で共有することに苦慮されるケースが多数あることを伺っております。今回、社会的健康戦略研究で健康経営を社会実装するために研究してきたツールを使い、同じ悩みを持つ参加企業担当者と共有するワークショップを開催します。
健康経営と労働災害防止の二刀流!
新たな人材獲得と長く働き続けられる環境を目指して
次世代電子健康手帳の現在と可能性
山本 拓真 氏
株式会社カナミックネットワーク 代表取締役
<企画協力> NPO法人 健康都市活動支援機構
電子健康手帳は個人の健康データや診察記録、薬の処方情報などを一元的に管理するシステムで、スマートフォンやパソコンなどでいつでもどこでもアクセスでき、必要に応じて医療機関など第三者とも共有できる。健康状態の変化や治療の履歴を時系列で確認することで、適切な健康管理や治療方針に活用できるのが大きな利点だ。本講演では、システム開発の最前線で指揮を執るカナミックネットワーク社の山本社長をお招きし、マイナポータルとも連動する次世代型健康手帳の現状とヘルスプロモーション変革の可能性についてお話いただく。
こども食堂と高齢化社会
~高齢者施設、医療機関等と地域連動した取り組みについて~
遠藤 典子 氏
認定NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえ
プロジェクトリーダー
こども食堂は全国に7363カ所(2022年12月調べ)まで拡大しました。子どもの貧困対策にとどまらず、地域の交流拠点として着目されているこども食堂は、高齢者施設をはじめ地域の医療関連機関と柔軟な連携・協働が進んでいます。各地のこども食堂との協働事例をご紹介しながら、地域貢献・ウェルビーイングを皆さんと考えたいと思います。
高齢者施設におけるレクリエーションマネージャーの配置と
人財育成による差別化戦略
川﨑 陽一氏
株式会社プレイケア 代表取締役
「施設レク」は、本格的な教育がないまま流動的な人材により固定的なメニューが実施され、マンネリ化や参加率・満足度の低下を招いている。そこで施設全体のレクを開発・運営・管理するレクリエーションマネージャーを配置し、持続可能な仕組みと経営基盤の構築を経営層・レク担当者及びレク提供企業向けに解説します。
「高齢者施設レク」出展社プレゼンテーション