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トーカロ
トーカロが長きにわたって磨いてきた「表面改質技術」は、部材表面に耐熱性や耐食性、耐摩耗性などの多彩な機能を付与します。それにより幅広い領域で省エネ化による温暖化ガス排出削減や、部品の長寿命化による資源使用量節約などに貢献しています。
溶射 トーカロの中心技術である『溶射』は、各種熱源により金属やセラミックスなどの材料を溶融し、基材の表面に高速で吹き付けることにより、基材が持たないような多様な機能を付与する表面改質技術です。 |
『炭素繊維強化プラスチック(CFRP)+溶射』:回転する部品を軽量化 金属よりも軽いCFRPの上に硬いサーメット合金を溶射被覆して鏡面仕上げを施すことで、高い耐久性を持ちながら軽量な回転部品を実現。エネルギー使用量の削減につながっています。 |
航空機部品、エンジン部品 ジェットエンジンの動翼・静翼には耐熱目的で、またランディングギアやその他の部品は摺動摩耗防止などの目的で溶射が適用されています。 |
機能劣化時に表面だけを再施工(寸法復元) 表面改質した軸受けなどの機工部品は、長期間の使用によって劣化した場合でも表面の再施工だけで再使用が可能です。部品全体を新しく製作する必要がなくなり、材料となる資源の使用量を減らすことができます。 |
レーザクラッドプロセス(TLC:TOCALO Laser Clad) TLC技術は熱源にレーザビームを⽤いた⾁盛技術で、材料粉末をレーザの焦点位置に投⼊し、基材表⾯に溶融接合することで⾁盛層を成膜する技術です。⼊熱を抑えた補修が可能で素材の延命により、材料費を抑えます。 |
スリーブ(摺動部品) 地球環境保護、消耗品コストの削減、あるいは製品への異物混入対策の観点から、無潤滑での機械操業ができれば大きなメリットをもたらします。摺動部を溶射化することにより実現できる場合も少なくありません。 |
ポンプ部品 各種ポンプ部品に耐食性に優れたセラミックスの皮膜を適用することにより、長期間にわたる使用寿命、メンテナンスフリーを実現しています。 |
配管類(水素脆化対策) トリチウム透過低減からスタートした本技術(MS-ZAC)は水素脆化対策としても有効です。これからの水素化社会でも、ソリューションテクノロジーとして進化し続けます。 |
離型性・撥水性(射出成形金型など) 樹脂成型金型や金属鋳造金型の表面に注型材料との反応性の小さな材料を被覆することで、離型性が付与できます。 塗料や油分が接触する部材については、材料残りによる生産性の阻害という問題を解決できます。 |
溶射ヒーター 被加熱対象に直接発熱体を溶射することで、所定の範囲にヒーターを作製することが可能です。『溶射ヒーター』は、接触面積が大きく熱損失が小さいため、加熱効率に優れます。 |
企業情報
住所 | 〒711-0935 岡山県倉敷市児島宇野津2030-28 |
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TEL | 086-470-3433 |
URL | https://www.tocalo.co.jp/ |